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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


年齢が行って、億劫になり「1枚引き」が増える


わたしがタロットというものを最初に手にしたのは…いつの頃だっただろう。十代だったことは間違いないが、正確に“何歳”というところまで思い出せない。とにかく、その頃からずっと、タロットはわたしの傍らにある。もっとも、近年は…というか、相当に前から、わたしは相談・依頼者の質問に対しては、タロットを使わなくなった。どうしてなのか、ハッキリとした理由はない。何となく面倒になった…というのが一番正しい回答かもしれない。その代わりとでもいうか、易占(筮竹占い)の方を多用するようになった。これも判然とした理由はない。なんとなく、そうなった…というのがいちばん正しい。もしかすると、タロットで“スプレッドしていく”よりも、易占で“算木を置く”方が、若干、時間的に早く済む…からかもしれない。ところが、これも奇妙なのだが、自分自身に関することを占う時とか、社会的なことを占う時とかは、今でもタロットを用いる。というか、ほとんどの場合、タロットしか用いない。だから、現在まで常に“傍にある”のだ。まあ、わたしにとってはペットのようなものだ。いや、もしかすると“AIのようなもの”かもしれない。ちょっとしたことを訊ねるのにはいちばん良いからだ。もっとも、その占い方は、通常とは違っていて、完全なる“一枚引き”だ。要するに、一つのことを訊くのに、カードの中からパッと一枚だけ開いて、そのカードで判断する。丁度、明日の天気を“下駄の裏表で占う”という古典的な方法と同じだ。わたしが幼い頃には、けっこうまだ“下駄ばき”の人達が沢山いた。わたし自身も下駄履きが好きだった。その履いている下駄を、意図的に天空へと飛ばして、その墜ちて来たときの下駄の裏表で、明日の天気が“晴れるかどうか”占うのだ。庶民の間で、大昔から継承されてきた占い方だ。それと同じように、78枚のタロットの一枚だけを開いて、そのカードの図柄で判断を下す。まあ、こういう感じの占い方だから、人前ではできない。でも、自分で占う分には、これで十分なのだ。むしろ、これを行うことで“日々の霊感”には磨きがかかる…と言っても良い。ただ、もちろん、この方法はあくまで簡易すぎて、正式な占い方でもないから、人には勧められない。だんだん人は横着になる。僅か3秒くらいあれば答えが出る…この方法は、わたしの場合には、特に“ちょっとしたことの決断”にはうってつけなのだ。それにしても、なぜ、そういう時には易を用いないのだろう。自分でもよくわからない。昔は腕時計を観て一瞬で占う独自の“梅花心易法”を用いた。もしかすると、あの方法は、わたしの中でのブームを過ぎてしまったからかもしれない。とにかく、年齢が行くほど“自分用の占い方”が単純になっていく。
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