人は誰でも、間違いを犯すものです。ところが近年の日本では「間違い」を許さない風潮がはびこっています。一度でも“間違いを犯した人”を、世間は“絶対に許すものか”といった雰囲気で、追い詰めていきます。その代表的な人物の一人が「STAP細胞の発見」で一躍時の人となった小保方晴子氏です。彼女は突如脚光を浴び、そして突如バッシングを浴びました。そのどちらもが“マスコミの暴走”にあり、それを後押しした世間の同調にありました。一つには彼女が“若く”、“可愛らしく”、“女性的”だったからです。もし彼女の見た目が、もっと“陰鬱”で、“やせ細っていて”、“短髪”で、“眼鏡をかけ”、“低音でぼそぼそ喋る”タイプの女性であれば、あんなに脚光を浴びなかったし、あんなにバッシングを浴びなかったでしょう。日本では完全否定された「STAP現象」ですが、海外では必ずしもそうではなかったのです。このほどドイツのハイデルベルク大学から提出された論文では「STAP現象」について、がん細胞の一種JurkatT細胞を用いて再現実験を試みた時の結果が発表されています。それによると、小保方氏が『ネイチャー』誌上で発表した方法では上手くゆかなかったが、独自に修正した酸性ストレスをかける方法では“多能性を示す反応”を確認できた、というのです。但し、すべてではなくて“死んでしまう現象”も同時に確認した、というのです。この二つを分ける原因がどこにあるのか、今後、探っていきたい、という趣旨の論文です。つまり、彼女の論文どおりではなかったが「STAP現象」そのものは一部確認できた、ということです。このような姿勢こそ「科学者の鏡」とすべき態度なのではないでしょうか。
暦の歴史を調べると、いろいろと興味深い発見がある。その一つは、一年における開始時期についてだ。われわれは年初を太陽暦の“1月1日”に置いているが、歴史的には“そうではない時代”の方 続きを読む
昨年の12月だったか……「パーカーとか着るオジサン」論争というのがネット上であった。その時には、別にたいした興味も持たず「そんなことを言う女性が居るんだ」程度の認識だった。ところが 続きを読む
誰でも病気をすれば体力が失われる。その病気からは回復しても、体力そのものはすぐに戻らないケースが多い。タレントの壇蜜氏が最近久しぶりにTV番組に出たが、その頬肉が削られ、その目に眼 続きを読む
「姓名は“生命”に通ずる」と言ったのは、確か熊崎健翁氏だったような気がするが、文字通り「日本」が戦争に突入する気配が生じていた頃、俗に「熊崎式姓名学」とも呼ばれた“独自の理論”が急 続きを読む
11月4日にエジプトのカイロ近郊に出来た「大エジプト博物館」が一般公開される。この博物館は建設開始から13年が経って、ようやく完成をみた巨大な博物館だ。何しろ“東京ドーム”十倍に当 続きを読む
最近は少なくなったように思うが、昔はどこにでも「世話好きなおばさん」というのが存在した。特に親戚の世話好きなおばさんは、やたら、あれこれ、こまめに連絡をくれ、世話・面倒をみようとす 続きを読む
双子の人たちが、或る種の共通性を持っていることは、よく知られている。何を行うのでも、だいたい共通しているし、性格や体質や能力など「双子あるある」は、よく知られた話だ。実は、運命学的 続きを読む
シンガーソングライターのキタムラリョウ氏が今月24日から「行方不明」になっていて、警察にも届けてあるが、なにかを知っている人がいれば“情報提供”して欲しいと、妻で同じくシンガーソン 続きを読む
このところ「日経平均」のチャートは、異様なほどの急ピッチ上昇波長を描く。デフレ下にあって日本経済が低迷していた頃には予想できなかったほどの急騰ぶりなのだ。もっとも、それは「日本」だ 続きを読む
北海道の積丹町で奇妙なトラブルが続いている。この町の猟友会が「クマを駆除する」ことに対し拒否しだしたのだ。トラブルの発端は、積丹町議の副議長宅の近くに設置してあった“箱罠”に見事ク 続きを読む