「暗中模索」という言葉があります。人間、誰でもいったん迷い始めるとさまざまな妄想にとりつかれ、日頃は頭脳優秀な人でも的確な判断力を失ってしまうものです。やみくもに手出しをして失敗するとか、余計な疑念を膨らませ尻込みするようなケースも出てきます。そうするとますます自信を失い、自分が“無力・無能な人間”に思えてくるものです。日頃、慎重で挫折経験の少ない人ほど、窮地にもろいものです。そういう時には「原点」に立ち返るのが一番です。上手くいっていた状態の時を冷静に思い起こすのです。そうして「今」とは“何の部分”が違っているのか、“元に戻せる部分”はどこなのか、“何を取り除けば”元に近づけるのか、冷静に“第三者的”にメモとして書き出してみることが大切です。書き出すことで頭の中が整理され、より“第三者的な視点”から、自分自身を見つめ直すことが可能だからです。大まかに見ると“何も違っていない”ように思えても、微細に観察すると“異なっている部分”が必ず出てきます。それが発見出来たら元に戻せばよいだけです。だからこそ冷静に、第三者的に、事細かく“見直す”必要性があるのです。もし、どうしてもわからない場合は、身近なところで“見て来た第三者”に訊いてみる、という方法もあります。最終的に、どれを選択するか、どういう形で選択するか、いつ選択するか、人生を変えるのは“勇気”と“根気”と“決断”です。何度でも「原点」に返って、新たな決断で突き進むこと、それが人生を“勝利に導く”秘訣なのです。
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