仕事には大きく分けて、企業や上司から“与えられた仕事”と、自らの希望や選択で“掴み取る仕事”とがある。“与えられた仕事”は、当然ながら本人の“意にそわない仕事”の場合もある。けれども、その企業とか組織に属している以上、通常は引き受けなければならない。この仕事は嫌だと言って拒絶ばかりしていたなら、その企業や組織からは出ていかなければならない。解かりやすく言えば“クビ”になる。どうしても仕事を選択したいのなら、自ら独立して、或いはフリーで仕事をすればよい。もっとも、フリーになったからと言って、“好きな仕事”ばかり出来るかというと、そうはいかない。それどころか、仕事そのものが中々得られないケースさえもある。或いは、仕事そのものは自由に選択できるが、収入が見合わない、というケースも出て来る。本当に自分がやりたい仕事だけをやって、生活している人は驚くほど数少ないものだ。人間は“わがまま”に出来ていて、一見、やりたいことだけをやって生きているような人でも、自らの仕事に満足しているかと言えば、必ずしもそうではない。「他人の芝生はきれいに見える」で、自分が実際に行うまでは楽しそうに見えるような仕事でも、いざ自分で行ってみると苦労の連続が待っていたりする。自分の能力では難しいと気付かされることもあれば、苦労の割には成果が得られないことに愕然とすることもある。逆に、本当は“やりたい仕事”ではないけれども、仕方なく“与えられた仕事”と割り切って一生懸命に行っていくことで、充実感が得られるとか、達成感が得られるような場合もある。また十二分な報酬が得られることもある。昨日も、芸能界で13歳から仕事を始め、人気を得ていた女優が22歳になって突如引退した。多くの人が“憧れる職業”でも、そしてスポットライトの中で華やかに笑っていても、自らの仕事に“違和感”を覚えて、生きていること自体が辛くなることもある。誰もが、同じような“条件”の中で仕事をしている。彼女は自らの選択で“掴み取る仕事”に生涯を捧げようとしているが、その選択が正しいのかどうかは、神様にもわからない。
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オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む
昔からアーティストやアスリートの中には“わがままな奴”というのが居る。特に世界的な人気を誇るアーティストには通常だったら許されないようなことを平気でする“厄介な奴”も少なくない。そ 続きを読む
繁華街において数年前から一気に増えてきているのがホストクラブだ。増えてきたということは、そこに通う女性たちの数も増えてきている証明と言える。そして、そのことが二つの状況を生み出して 続きを読む