著名人が再婚したとき、しばしば元の配偶者に“ひとこと”を求める取材陣がいる。まあ誰もが“思い浮かべる相手”なのだから、仕方がないといえば仕方がない。今回、主演舞台の公開取材で、藤原紀香さんははからずも元の夫・陣内智則氏が結婚を公表して間もないタイミングでの取材となったので、その質問がぶつけられた。それに対して藤原紀香さんは既に自分が再婚していることもあって、さえぎったりせず「おめでとうございます」と祝福した。一見、当然のことのようにも思えるが、多くの女性はこれが出来ない。無視するか、拒否するか、大体どちらかが多い。ここに女優・藤原紀香の“器の大きさ”を見せつける結果となった。娘の結婚に「おめでとう」と公的な祝福をできなかった歌手・松田聖子さんとの違いが鮮明である。人間は誰しも、人生の中で人間としての“器の大きさ”を試されるような場面に出逢う。そこで、どう振舞うか、どう述べるかは、その後の人生に大きく影響する。まだ若い頃、私は或る女性と半年ほど付き合って、その後、別れた。それから一年ほど後に、その女性が結婚することを知った。別な女性から教えられたのだ。その女性が彼女の結婚式に出席した。私は、自分がなぜ結婚式に呼ばれなかったのか、不思議だった。その女性より私の方がはるかに親しかったからだ。だから、そのままのことを言ったら、その女性は大きく笑った。そして「そんなことも解からないの」とあきれられた。「あなたには見せたくないのよ」「どうして?」「女の気持ちがわからない人ね」何となく気まずいまま空気になった。訊いてはいけないことを訊いたような気がした。「おめでとう」と祝福したかったのに、何一つできなかった…苦い想い出だけがある。
歌手の松田聖子氏が再び“海外進出”に意欲を燃やしているらしいとの報道があった。彼女の場合、若い頃に一度海外に拠点を写そうとしたが、上手くゆかず日本に舞い戻ってきた過去がある。近年は 続きを読む
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実は、この本を書いたのはそうとう前だ。なぜ、こういう本を書いたのだったかは、その時にはちゃんと理由があったのだが、いまとなっては想い出せない。とにかく、書いたのは6~7年も前であり 続きを読む
ときどき大胆な人事に驚くことがあるが、今回の人事は誰もが眼を剥く。何しろ22歳のアルバイト従業員が社長に抜擢されたのだ。最初は本人自身が“冗談”だと思ったそうだ。ココイチFC「スカ 続きを読む
多くの日本人にとって「水原一平」は既に“過去の人”であり「スポーツ賭博」は“通り過ぎた問題”となった。ところが、肝心のアメリカではそうではない。水原一平など関係なく「スポーツ賭博」 続きを読む
何事も努力をしている者に対しては称えるべきだろう。そうみんな頑張ったのだ。だから穴を開けることが出来た。正確には「穴」というより「トンネル」と言った方が良い。長年の努力が、やっと実 続きを読む
福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日 続きを読む
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む