今朝の新聞紙上で、2001年10月のアフガン空爆で始まったアメリカによる「アフガン戦争」は、2021年8月30日アメリカ軍の「撤収完了」という名目で、事実上の“アメリカ敗北”で終わった…と報道されている。米国史上最長の“勝利なき20年間の戦争”だった。実は、20年前の9月末頃、私はある報道機関から取材を受けた。Brain New Networkという報道機関(?)だが、そこで当時、緊迫した情勢にあったアメリカ(=ブッシュ大統領)とタリバン(=ビン・ラディン氏)との今後について、総体的に占ってほしいというインタビュー取材であった。そこで私が述べたことは、その後の10月1日になって報道されたらしい。その後に、その機関から内容の“コピー記事”が送られてきていた。私は今朝の新聞を読み、自分が「アフガン戦争」をどう占っていたのか、完全に忘れているので、そのコピー記事を探し出してみた。もっとも、インタビュー時点ではまだ戦争は始まっていない。《結論的にいうと、アメリカはラディン氏(タリバン)と戦って、完全な勝利というか、完全な目的の遂行は非常に難しいと出ています。(中略)結果として、いちばん可能性が強いのは、解かりやすく言うと「痛み分け」で、何となく終結するという方向に動いていくでしょう。(中略)ただラディン氏は安泰かというと、そうでもないようです。相当逃げ回る感じが示されていて、部下というか仲間にも多くの犠牲が出ることでしょう。それでいながら「痛み分け」になる可能性が強いと出ています。(中略)考えられることとして、戦争が長期化すると、アメリカにとって非常に不利になる、と出ています。もし、戦いを完結させたいのであれば短期間で行うことです。長期化すると、アメリカの戦意というか闘いに対する情熱が失われてしまうからです。そのため最終的に「痛み分け」になるのです。最初の本格的な攻撃時期ですが、可能性として強いのは10月2日~10月4日と出ていて、10月上旬までに闘いを開始しないと、なかなか決断しにくくなるでしょう。(中略)日本の自衛隊ですが、一応、行動は起こすけれども本格的な戦場・戦闘に参加することはないと出ています。したがって、自衛隊が戦場の中に入っていって多数の犠牲者が出る、というのはないです》といったふうな感じで記されています。いま思うと、とても懐かしい記事ですが、私の「長期的な判断」という点でも、とても興味深い記録と言えるでしょう。
ネットニュースに「ビリギャル」の小林さやか氏(36歳)がコロンビア大学の教育大学院を無事卒業したことが写真とともに掲載されていた。彼女の場合、まず『学年ビリのギャルが1年で偏差値を 続きを読む
ある程度の年代以降の方達なら、だれもが「ニューカレドニア」と聴いて「天国にいちばん近い島」というキャッチフレーズを想い出す。奇妙なほど、この島の名前は“そういうイメージ”が浮かびや 続きを読む
多分、ほとんどの人はその位置を知らない。今回、現役の首相が銃撃を受けたスロバキアという国の位置だ。何となく欧州にあるのは解かっていたりする。だが、その的確な場所は解からない。解かり 続きを読む
世の中いろいろ珍しい人は居て、たいていのことには驚かないが、そういう私でも“おったまげてしまう”のがアメリカのインフルエンサーとして活躍している63歳のシェリル氏だ。460万人とい 続きを読む
日本の場合、その仕事量に見合った収入を得ていない分野が多いが、特に感じるのは“小中学校の教員たち”だ。5月に入って「5月病」と呼ばれる“新人さんたち”が増えていく時期だが、中でも教 続きを読む
いま「戦争」と言ったら、どの戦争を思い浮かべるだろうか。「ロシア×ウクライナ戦争」を思い浮かべる人は意外に少ないかもしれない。「イスラエル×ハマス戦争」の方が何かと目立っているから 続きを読む
発売間もないのに、あっという間に12万部が売れ、まだまだ売れそうだという本がある。87歳で現役ディトレーダーである“シゲルさん”の人生を振り返りながらの“投資の「教え」が書かれた本 続きを読む
今年前半の倒産件数で急増している業種が「美容室」と「ステーキ屋」だ。それもフランチャイズ店とかではなく、大きく名の知れたところではなく、どちらかと言えば街角などで“こじんまり営業し 続きを読む
日本の製造業の多くは“輸出企業”である。したがって多くの輸出企業にとって「円安」はプラスに作用する。但し、暮しに直結するガソリン・電気・ガスなどエネルギーや食品類には輸入品が多い。 続きを読む
世の中に「離婚」が多くなって、その結果として“子供の親権争い”も多くなってきた。昔と違って、仕事をしながら育児もこなす暮らし方が可能になりつつあり、収入面でも男女差が縮まりつつある 続きを読む