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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


どこまで本気なの⁉成田氏「集団自決の勧め」


アメリカを代表する新聞であるニューヨーク・タイムズ紙上で12日「この上ないほど過激‼」と評された日本人学舎の発言がある。経済学者としてアメリカの大学で仕事をしている成田悠輔氏がYouTube動画での対談上で語ったことのようだ。彼は日本の高齢者たちに対して「老害以外のなにものでもない」という趣旨の発言をし、加えて「集団自決とか切腹をすれば良い」とまで言い切ったというのだ。しかも、この新聞の影響力は強く、すぐに、それを引用する形で欧州のいくつかの新聞などが取り上げている。私自身は対談内容を視ていないので、どういう話の経緯から“そのような発言”となったのかわからないが、それにしても“過激”というか“傲慢”というか“侮辱”というか、いささか人格を疑いたくなるような差別・禁句の発言と言えるだろう。もしかするとYouTube動画ということで“炎上が目的”だったのかもしれないが、一説によると彼は他のところでも“同様の発言”を繰り返しているといい、もしそれが事実なら“危険思想の持主”とみなされても仕方がないだろう。日本では過去に“切腹”も“集団自決”も存在している。それらは或る種の“過激思想”と結びついていた。したがって、外国人で日本の歴史に詳しい人がそれを聴けば“ブラックジョーク”として笑い流せない。ましてや、今はアメリカ大統領に高齢者が続いている。大統領だけでなく、各国の主要な人物にも高齢者が多い。「長寿国」として、或る意味で「日本」は“世界のお手本”を目指さなければならない立場でもある。成田氏自身が何歳なのか知らないが、やがて、ご自身だって“そういう年齢”へと行きつく。その時に「切腹でもすれば…⁉」と言われたなら、どう応じるのだろう。あまりにも、不注意すぎる発言だったのではないだろうか。近年「Z世代」など“若い人たち”がもてはやされて、高齢者たちに対して“邪魔者扱い”する風潮がめだつ。もちろん現代は、日本など少子国家の場合、高齢者を若者たちが支える“社会の構図”は、どうしても不公平感を与えがちな“世代的な歪み”は潜在的に存在している。それを“皮肉る形での発言”だった可能性はある。けれども、彼は世間的な影響力の強い学者の立場にある。もう少し“優しい眼”で高齢者たちを見ることは出来なかったのだろうか。
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