私が開幕前から予告していたように、中日の松坂大輔投手が「二刀流」で2勝目を挙げた。20日の試合で、その第2打席、第3打席で二打席連続のヒットを放ったのだ。「松坂大輔」といえば、もう“過去の人”だった。誰もが、そう思っていた。けれども、私は“コツ”さえ掴み出せば、必ず復活するだろうと思っていた。もっとも肩を壊しているので昔のような剛腕の投球は出来ない。それでも、人間というのはその人に“見合う座席”というものがあり、アメリカで百億以上の金を動かした松坂選手には“それなりの力”は眠っているからだ。松坂選手が“急下降”したのは、アメリカ批判をしたからである。例えば日本で活躍している外人選手でも、もし“日本批判”を真正面から行ったなら、日本人の多くは応援しなくなる。それは仕方のないことである。それが“良い”“悪い”ではないのだ。世の中とはそういうものである。日本に戻って、松坂氏は、日本人の“暖かさ”を改めて感じたに違いない。元々この人は高校生の時には4番を打っていた。「二刀流」としての素質は十分にあるのだ。これは彼だけの話ではない。よく「もう昔のことだから…」といって、今はとても無理だと最初から諦めてしまう人がいるが、何となくの“コツ”や“雰囲気”や“勘”を取り戻せば、昔のようにはゆかなくても、それなりの力は発揮できるものなのだ。松坂氏が冗談のように語った「バッティングを期待されて入れてもらった…」という物言いは、必ずしも冗談ではないのだ。最悪の場合はバッティングの方で使ってもらえるくらいの働きはしなければ…という思いが、どこかにあるからに違いない。そして、そういう精神が、彼に“7三振”を取るまでの投球術を与えたのだ。世の中にはリストラされて、もう昔のような活躍は出来ない、と沈み切っている方が多数おられるに違いない。けれども、違うのだ。人間の“素質”とか“運”とか“格”というものは、そう簡単に“崩れ去る”ものではない。ただ、同じ形、同じ所、同じ条件で挑もうとすると失敗する。「原点」に立つことが出来れば、復活は誰にでも可能なのだ。
TV番組ではよくあることだが、コアなファンを持っている番組の場合、変に“弄る”と、その番組全体が“おかしなもの”に変わってしまう。ナレーションが4月から変更となることが公表された「 続きを読む
昨年3月18日に、わたしは今の場所に拠点を移した。だからちょうど一年とちょっとが経過したことになる。正直、その前のところに引っ越した時、ここが「終の棲家」になるのだろう……と漠然と 続きを読む
日本から北朝鮮への水面下での交渉を、北朝鮮の金与正氏が暴露し、しかも岸田首相と金正恩氏が「会う予定はない」と通告してきた。通常、こういう水面下の交渉というものは“表に出さない”のが 続きを読む
最近、書店でいつの間にか人気沸騰している書籍コーナーがあるという。それも小学生の子供たちでいっぱいなのだ。「人気漫画」本かと思いきや、微妙に違う。科学を“漫画で教えていく”ストーリ 続きを読む
この人の話はいつも面白い。正しいかどうかはともかく、常に“危ないこと”を言うので、さまざまなところから締め出しを食らっているらしい。それでも“守り”に入らず、がん闘病に入っても、そ 続きを読む
わたしが“そういうこと”に対して疎すぎるのか、いまの時代的変化が“そういうこと”を行うように変わってきているのか、とにかく“大昔を行く私”には理解しにくいニュースが飛び込んできた。 続きを読む
数年前まで「何とかデフレを克服しなければ…」と言ってきた「日本」だが、いつの間にかインフレ社会が到来していた。入れ替わりのように「中国」がデフレに突入しようとしている。もちろん、イ 続きを読む
だれでも“依存症”の素質は持っている。アルコール依存症が一番わかりやすいが、それ以外にもさまざまな依存症が存在している。簡単に言えば、それがなければ“生きて行けない”のが依存症だ。 続きを読む
「世界幸福度ランキング」なるものが今年も公表された。それによると、去年よりも4つ順位を下げて今年の日本は51位となるらしい。だれがどういう基準で採点しているのか知らないが、1位には 続きを読む
多くの人たちにとって「えっ、そんなことで⁉」と思うようなことでも、本人にとっては“生きるか、死ぬか”のような出来事と言うのはある。ただ多くの人は一応、そういう時でも我慢というものを 続きを読む