「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「国」の“垣根”は「不変」か…微妙に「変化」⁉


サッカーのワールドカップでは各国の「国」というものが、あらためて問われた。それを代表するのが、スペインの前首相が発した「フランスチームにはフランス人が一人もいない」という趣旨の発言だ。この発言にフランス政府やマスコミなどは猛反発したが、どうして猛反発したのだろう。どう考えたって、こんな発言、まともに受け取れるわけはなく、まあ“強烈な皮肉”とか“嫌味ある冗談”というのが、普通の人の受け止め方だと思う。近代に入って、世界は行き来が自由になり、さまざまな国の人が入って来て、自国からも抜けていく。そういう世界になった。また人種的に“ハーフの人達”もどんどん増えている。日本人の場合は、国境が海に囲まれているので、そうではない国に比べると、国の出入りはそう簡単ではない。にも拘らず、最近は十代の頃から、国境をまたいで海外に出るというか、海外で暮らす人たちも多くなった。或いは、海外からやってきた外国人と日本国内で結婚する人も多くなった。とても妙な言い方だが、純血の日本人は徐々に徐々に減っていく。そして純血の日本人ではなくても、日本人として生まれ、日本人として育って、或いは“二つの国の国籍”を持ちながら、とりあえず「日本」で暮らしている人たちも多くなってきた。これまた妙な言い方だが、ハーフの日本人の場合、どちらかというと見た目的に“純血の日本人”ではない外貌の方へと成長しやすい。したがって環境にもよるが、どうしても早くから自分が「日本人なのかどうか」を自らに問いかけるような状況が招かれやすい。外国との間の境界線が“地続き”である国や、隣国との言語が共通な国に比べ、或いは元々の血統が入り乱れていて判然としない国に比べて、日本人ハーフは幼くして“自分の立ち位置”を意識せざるを得ないようなところがある。近年はそれがプラスに働き、アスリートとして、或いはアーティストとして、早くから頭角を現す人たちも多くなった。フランス人チームに“フランス人に視えない人達”が加わることが多くなったように、日本人チームにも一見しただけでは“日本人”と判別がつかない人達も多くなっている。オリンピックとか、ワールドカップとか、世界的な音楽祭とか、ファッションショーとか、もはや「国」の垣根で争うこと自体が無意味に変わりつつある。そのうちヒューマノイドも加わって、自分が“いったい何者なのか”わからない人達だらけの地球に変わっていくのではないだろうか。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言