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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「希望のある国」にしないと子供が自殺する⁉


厚労省が公表したデータをみると、2022年の自殺者数は21881人だが、小中高生の自殺者数が統計を取り始めて最多の514人になったという。コロナ禍となって以降、子供たちの自殺者数が急速に上昇している。そういう意味では、学校生活では“みんなと距離を取らなければならない”状態に置かれて、孤立やイジメはますます強まったと受け止めるべきなのか。或いは“将来に希望が見えない”と受け止めるべきなのか。ともかく友達や仲間と“距離を取ること”は、子供たちに辛すぎるようだ。日頃からマスクをして“誰が誰なのかよく解からない状態”も不安をあおる材料かもしれない。今年はマスクを外し、友達との接近も許されるので、そういう点では“子供たちの自殺者数”は減ると思うが、ここ2年半ほどのマスク生活に慣れてしまった子供たちは、外すのを嫌がるようになる可能性もある。そういう意味ではなるべく早く“外す生活”を身につけさせていった方が良い。プロレスラーの“マスクマン”になるなら別だが、通常は“顔を晒して”われわれは生きていく。その方が自然なのだ。ところが、幼い頃に身に着いた習慣というのは中々に抜けない。だから「マスクをしないと人前に出れない」という風にならないためにも、早めに外す習慣をつけさせたほうが良い。もちろん、それも強制であってはならないが、少なくとも“自然な状態”の環境を早く作ることが、子供たちの自殺者数を減らすうえでも重要なことのように思う。もう一つ、子供たちが自殺しやすいのは「未来に希望が持てない」からである。人は、どんなに苦しい、或いはつらい状態にあっても、未来に対して希望を持っている場合には自殺しようとしないものなのだ。未来に希望が持てない時、人は生きることに対して拒絶的になる。だから、日本が“その未来”に対して、もっと、もっと、希望の持てるような国として、子供たちが捉えるような状況が作られていれば、もう少し生きてみようかな、と思うに違いないのだ。もう一つ、大事なのは……というか、それがもっとも重要なのだが、人はどんなにつらくても“愛がそこにある時”生きていくことに頑張れる。どんな暗闇の中でも“愛”に触れているなら、生き続けられるものなのだ。そういう意味では「日本」に不足しているのは抽象的な愛ではなくて「やさしい一言」「やさしい笑顔」であるのかもしれない。
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