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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


なぜ「宇宙人」はつまらなくなったのか!


たまに“70年代”や“80年代”の「オカルト」を懐かしく感じることがある。もちろん、現在でも“その手の話”は山ほどあるのだが、あの年代のような“輝き”は感じられない。昨日も、西暦6491年の“未来惑星”からやって来たと自称するジェームズ・オリバーなる人物(?)が、オカルト系ユーチューブチャンネル「APEX TV」に出演。ぼかしを加えた“地球人的容貌”で、ウソ発見器もクリアした話をあれこれと語るのだが、いまひとつ面白くない。なぜだろう。どうせなら、思いっきり“宇宙人っぽいメイク(?)”で登場してほしかった。70年代から80年代のあの頃、宇宙人関連のニュースにはどれも“真実味”があった。そう、あれは“真実味”であって、“真実”である必要はない。今回のように、明らかに“嘘くさい話”など聴きたくないのだ。あの頃、よく聴いた話の一つに「身体に何かを埋め込まれた」というのがあった。実際、私の占いの生徒さんにも、身体に何かを埋め込まれて、それを病院で出してもらった…という方がいた。その方は、宇宙人からのメッセージも自動書記で書いたらしいが、自分では全く読めない文字が自分自身の手でするする書き込まれていくのはとても怖かったと話していた。確かに、私自身も十代半ばに自動書記現象が起こり、手相図を次々と書き始めた。止めようと思っても止められない。鉛筆の芯が折れても次々と書いて行こうとする。あれは本当に怖かった。なぜ、あのような現象が起こったのか、今でもよく分からない。多分、自己催眠の一つではなかったか…と勝手に納得している。なぜなら、その前日に何度も何度も「こういう手相になりますように…」と神に祈りながら、寝たからだ。そう言えば一時期、自分の掌に「手相を描く」というブームがあったが、あれと同じようなことを何十年も前に“眠りの前”に行っていたのだ。ただ実際に描くのではなく、頭の中で“描いて”いた。そうしたら、その思いが強すぎたのか、勝手に自動書記現象が起こってしまったのだ。今回のジェームズ・オリバー氏も、きっと“未来に行くこと”を願いすぎて、あのような“失敗作”となったに違いない。

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