人にはさまざまな“生き方”がある。その生き方は人生の途上で“変化”していくこともある。女優・末広涼子は「アイドル」的な存在として最初は登場した。けれども、現在はラジオドラマながら“ストリッパー役”に挑戦している。つかこうへい生誕70周年記念で企画された「ストリッパー物語」の主役であるが、激しい喘ぎ声を出すシーンも存在する。女優として、そういう“役柄”に対し積極的に応ずるようになったことが、末広氏がもはやアイドルなどではなく、自ら「私は役者」と宣言しているように聞こえる。彼女自身が「十代では出来なかった芝居です」と述べているように、さまざまな人生上の経験や出来事が、彼女を心身ともに大人にし、演技派女優に変えていったのだ。実は、占いでも同じようなことが言える。人生上のさまざまな経験や出来事を体験している占い師の方が、その判断には深みがあり、アドバイスの言葉にも独特の味わいが生まれる。人生体験の深い占い師は決して“投げやりな判断”はしない。占い書籍でもそうだが、どこかに書いてあった解釈をそのまま借用しているような記述ではわざわざ出版する意味がない。その人だけの視点、発見、体験、解釈、判断が欲しいのだ。ところが、短期間にまとめ上げられたような占い書籍には、そういう部分がない。あっさりとしすぎていて、読んだ後、何も残らない。こういう言い方はあまりしたくないが、世の中には「アイドル占い師」のような人もいる。芸能事務所のようなところが“虚構”を作り上げ、社会に押し出していく形の占い師だ。ところが、そういう人でも著書を出すといっぺんにボロが出る。矛盾したことを平気で書いたりするからだ。話がそれてしまったが、タレントで歌手の早見優氏が「サマーガール」という“水着写真集”を出すというので、現在の姿か…と妙な期待を抱かせたが、こちらはアイドルを引き摺って生きているらしく、昔の姿の写真集らしい。
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人には誰でも“理性を失ってしまう時”というのがある。特に、自らの将来に対して“絶望している”時には、そういう風になりやすい。そして、そういう時に、人は衝動的に「死」を考えたりする。 続きを読む
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