私が「スルガ銀行」の問題を取り上げたのは、2月9日だった。その当時、まだ「スルガ銀行」は世間的に“問題視”されていなかった。そういう中で《「スルガ銀行」が“毒リンゴ”を勧めた⁉》というタイトルで、シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営していたSD社が経営危機に陥っている問題の本質は、土台が無理なローンを通したスルガ銀行側にあることを指摘しておいた。案の定、後になって“不正融資の手口”が明らかになった。投資者の銀行通帳コピーが改ざんされていた。本来よりも二けた多く預金額があるよう見せかけたコピーが使用されていたのだ。しかも、それを暗黙に指示したのは銀行側だった。だから普通の会社員が1億円の物件を手に出来たのだ。そのスルガ銀行だが、5月に公表していた2018年3月期決算が修正される見通しとなった。前期比50%減と公表されていたものが、さらに大幅に減額される見通しだ。“投資用シェアハウス融資”以外にも“中古アパートの一棟融資”でも、同じような手口が使われていたことが明らかとなって来たからだ。何しろ、スルガ銀行は一般の個人を相手のとしての融資で伸びてきた銀行であった。法人比率が少なすぎるのだ。その個人への融資のほとんどが“疑惑付き”だったとすれば、銀行機能が成り立たなくなるのではないかという観方が浮上してきている。既に「かぼちゃの馬車」問題では、自殺者や自己破産者まで出ている。結局、最終的には「お金もないのに投資した本人が悪い」ということになってしまう。SD社のパンフレットには「頭金なしで投資ができ30年間家賃収入を保証」と謳って有ったのにだ。因みに「スルガ銀行」の社屋の看板というか、ロゴというか、社名表示の方法はなかなかにユニークだ。普通の銀行のように“硬い印象”の表記ではない。もしかすると「銀行」のような業種においては、通常の“硬い印象”の表記の方が、安全なのかもしれない。
実は、この本を書いたのはそうとう前だ。なぜ、こういう本を書いたのだったかは、その時にはちゃんと理由があったのだが、いまとなっては想い出せない。とにかく、書いたのは6~7年も前であり 続きを読む
ときどき大胆な人事に驚くことがあるが、今回の人事は誰もが眼を剥く。何しろ22歳のアルバイト従業員が社長に抜擢されたのだ。最初は本人自身が“冗談”だと思ったそうだ。ココイチFC「スカ 続きを読む
多くの日本人にとって「水原一平」は既に“過去の人”であり「スポーツ賭博」は“通り過ぎた問題”となった。ところが、肝心のアメリカではそうではない。水原一平など関係なく「スポーツ賭博」 続きを読む
何事も努力をしている者に対しては称えるべきだろう。そうみんな頑張ったのだ。だから穴を開けることが出来た。正確には「穴」というより「トンネル」と言った方が良い。長年の努力が、やっと実 続きを読む
福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日 続きを読む
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む
昔からアーティストやアスリートの中には“わがままな奴”というのが居る。特に世界的な人気を誇るアーティストには通常だったら許されないようなことを平気でする“厄介な奴”も少なくない。そ 続きを読む
繁華街において数年前から一気に増えてきているのがホストクラブだ。増えてきたということは、そこに通う女性たちの数も増えてきている証明と言える。そして、そのことが二つの状況を生み出して 続きを読む
中国ドラマなどを見ていると、現代の中国は男女は“対等”のように描かれているが、実際にはまだまだ男性優位社会であるようで、特にそれが顕著なのが“性生活”にあるらしい。日本の美容整形外 続きを読む