人にはいろいろ不思議な“ジンクス”のようなものがある。私の場合、私に深く関わった人たちの多くが「運命」を変えていく。単に“運”が良くなるとか、悪くなるとかいうことではなくて、職業とか生活とか住居とか“人生そのもの”が大きく変わっていく。つい最近も、私が占いを教えていた方が職業や住居を変えた。その方は、変えるつもりなんかなかったんですけどね、と言っていた。そういうケースが圧倒的に多い。自分が意図していたのではない形で“新たな運命”が始まっていく。もちろん、私も、占いを教える方達の“人生を変えよう”などという気は毛頭ない。第一、変わってしまうと、占いの生徒さんの場合には“授業を継続する”ことが出来なくなるケースが多い。けれども、住居が東京に変わるとか、仕事が不規則な職業に変わるとか、新たな店の立ち上げを任せられてしまったとか、神社の再建をしなければならなくなったとか、親の介護をしなければならなくなったとか、さまざまな理由から、その人の人生が変わっていく。もちろん、プロ占い師に変わっていくケースもある。去年まで教えていた藤野真帆氏は、その後“占い師のユーチューバー”となり、既に7000名以上のチャンネル登録者数を持つようになっている。或いは隈本健一氏・叶レオナ氏・鮫島礼子氏のように“占いコンテンツ”で活躍する人たちもいる。またマザー紅竜氏や紗羅氏のように“占い教室”の講師として活躍する人もいる。さらに石倉康子氏や優月寿円氏のように“占いハウス”を経営する人たちもいる。人は、それぞれ才能の質が違っているので、自分に合った方法を見つけ出すことで“幸運を手繰り寄せるべき”というのが私の持論だ。だから、そういう意味では、どういう方法であってもかまわない。マリー・ルウ氏や三貴氏やパーム桃子氏のように飲食店と併用させる形で“占いを実占”している人たちもいる。愛川千景氏のように“占いのHP”を充実させていくことで、地道に輝いていく人もいる。下妻卓氏や小嶋ルイ氏のように“チャット占い師”や“電話占い師”として活躍するケースもあれば,HANA氏のように“セラピールーム”として繁盛させる場合もある。とにかく私に占いを学び始めると、止まっていた人生の歯車が思いもしない方向へと動き出すことは確かなようだ。
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