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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


菊池桃子氏の“かっぽう着姿”は視たくないが…


4月から始まるBSテレ東の深夜ドラマ『婚活食堂』で“元占い師のおでん屋女将”という興味深い役柄を女優・菊池桃子氏が主演するという。作家・山口恵以子氏の同名小説をドラマ化したもので、キャッチコピーとして「縁結びグルメドラマ」という“解ったような解からないサブタイトル”が付いている。原作者の山口氏は実際に昔の一時期“占い師”を行っていた時期があるらしいし、同時に作家になるまで“大学の食堂”で働いても居た。だから、そういう意味ではこの小説は“体験的な話”が盛り込まれたリアリティあるドラマとなるに違いない。主演の菊池桃子氏も女優業と並行して大学の客員教授なども行い、若い人たちに“ものを教えること”のプロでもある。さらに私生活でも“二回の結婚”と“障害児”を育てて、そういう意味では“見合っている役柄”ともいえるのだが、彼女自身が「自らのかっぽう着姿」を番組宣伝としてアピールしていたが、そういう姿よりは、どちらかと言えば“占い師らしい姿”の方が本当は視たかった。もっとも、ドラマの内容として昔は“人気占い師”であったのが、いつの間にか人気も財産も占い能力も失って“おでん屋を始めた設定”のようなので、まあそれは“過去の回想シーン”とかで登場するのかもしれない。実は私が占いを教えた方の中にも、いつの間にか“占い師”ではなく“飲食店”を始めていた人が何人かいる。そういう意味では“占い”と“飲食店”とは“通じ合う部分”というのが何かしら存在しているのかもしれない。確かに、食べたり飲んだりして、人はお腹は満たされるが、心の中は“空腹のまま”だったりする。そんな時、気の利いた“やさしい一言”で元気の貰えることもある。先日もドキュメント番組で“屋台に集まる人々”をやっていたが、ほんとうにそこで出される“食べ物”や“飲み物”を求めてやって来ているのか、ちょっと疑問に思った。必ずしも“特別安い”わけでもなく、何かの話をしてくれるわけでもない。ただ一般的な店と違って会話がいらない。黙っていても飲み物や食べ物が出て来て、こちらから話すことを黙って“受け止め”聴き流す。そう、ここでは、どんな話も聴き流してくれるのだ。そして、何も答えてはくれない。実は、このシステムは「神様」と同じなのだ。神様というのは“居る”のか“居ない”のか、よく解からない。それでも、人は神様に向かって話しかける。心の中で話しかける。それに対して「神様」というのは沈黙で応える。だから、人は、いつだって神様に寄っていくのだ。
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