つい最近、売り出したばかりのマンションなのに…。何しろモデルルームの見学者が多くて既に3600組以上になるそうだ。これって、どう考えても、かなりの混雑。すし詰め状態。そんなにみんなが見たがるモデルルームってどんなのだろう。写真で見た限りでは、特別なにがあるっていうほどのものでもない。もう少し豪華なのかと思ったが…。場所は横浜。駅直結の58階建て超高層マンション。その最上階58階は212㎡で8億円也。もし、これが東京の港区辺りだと二倍以上にはなるそうで、そういう意味では「お買い得(?)」なんだそうだ。う~ん、そう言われてもねえ。ただ駅直結で1~3階はスーパーマーケットも入る商業施設になっているのは良い。おそらく、生活に必要なすべての施設が入っている便利マンションなのに違いない。奇妙なのはホテルも入っていることで、46~51階までとサンドイッチのような形でビジネス滞在型ホテルが組み込まれている。つまり、一番下には“いろいろなお店”が入り、その上にごく普通のマンションが入り、その上に滞在型ホテルが入り、さらにその上に“超高層マンション”が入る…という仕組みらしい。だから、ハッキリ言うと“下々の者と一緒にしないでね”という人たちの入るマンションが“8億円クラス”というわけだ。何んという差別。だから“差別反対”という人は、別にこのマンションに入らなくてもよろしい。でも、その中間にある“普通のマンション”は6000万とか7000万とかで、まあ、現在の東京の一般的マンション価格と大差がない。多分、3600組の見学者のうち、3580組くらいの見学者たちは、その“普通のマンション”なら買えそうな人たちで、或いは“買えそうもないけど欲しい”人達で、それ以外の実質20組くらいが「ハイグレードエリア」と名付けられている“8億円クラス”の物件を実際に購入したい見学者たちなのだ。そして、多分、そのぎゅうぎゅう詰めとは別なところに“商談の場”が設けられていて、そこで優雅に契約が交わされているのに違いない。もっとも最上階だけは“売り出す”前の段階で、購入者が決まっているのが通常で、もしかしたら57階以上は最初から“売却済み物件”である可能性も高い。ただ、このマンションには一つだけ欠点がある。その名称が「ザ・タワー横浜北仲」というのだが、とてもセンスの良い名称とは言えない。一言で言うと“安っぽい”のだ。まあ、それを気にしないような富裕層がサインしたのかも…。
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