私が「占い」を好きなのは、“神のごとき平等さ”を持っているからだ。世の中には“好き嫌い”や“倫理観”から、不平等な扱いを行う輩がごまんといる。けれども、こと「運命の神」に関しては、どのような人物に対しても平等に“光の運気”と“闇の運気”を体験させる。決して“幸運だけの人生”はないし、“不運だけの人生”もない。ただ、それらが“どの部分”で発揮されるか、また“いつ訪れるか”の違いだけなのだ。それを見事に証明しているのが、現在の大谷翔平選手と清宮幸太郎選手の“現状”である。二人とも「天才型の野球選手」だが、それでもやっぱり本来の力を発揮できない“闇の運気”は訪れて来る。そして、この“闇の運気”にどう対応するかによって、その後の人生が大きく変わっていく。焦り過ぎたり、自棄になったりすると、転落が始まることもある。焦らず、騒がず、問題点を整理し、本来の形を取り戻し、忍耐強く“時”を待ちながら、将来に備えることが出来れば、どんなに苦しい“闇の運気”も乗り切って、再び輝ける“光の運気”を迎えることが出来る。これは、どんな人にも言えることなのだ。はからずも、今年は見事にそれを証明している。二人が、今年活躍できるとすれば“夏場以降”だろう。二人とも「天才型」なので、場所や形式が変わろうと“驚異的活躍”を見せるのが本来の姿なのだ。ところが“方位作用”も加わって、凶意が表れている場合、それを脱出するのには時間を要する。方位の凶作用は9カ月くらい継続する。一般の方でも3月4月は、転任、異動、進学、就職の季節だが、大きく動いた場合、その後、間もなく病気・怪我・事故・トラブルに見舞われたなら、方位的な凶意や作用に巻き込まれている場合も多い。そういう時に無理に打開しようと動き過ぎると、ますます“闇の中”へと引き摺りこまれていく。とりあえず、嵐が過ぎ去るまで、じっとしていることも、時には必要なのだ。焦りさえしなければ、必ず“光の運気”はやって来て、その人に見合った活躍やステージが与えられるものだから…。
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