最近はどの国も個性派のトップが多くなったが、その中でも極めつけの一人がフィリピンのドゥテルテ大統領だ。とにかく、この人、良く言えば「有言実行型」の典型であり、悪く言えば「血も涙もない強権独裁型」の典型である。とにかく、国民を前にして「殺す」という言葉を平気で使う。しかも、それは単なる脅しではない。実際に殺してしまうのだ。言い訳など一切聞かない。裁判さえも無視する。ちょっと時代錯誤じゃないかと思うほど、問答無用の辣腕ぶりである。だからといって国民の支持率が低下しているのかと思いきや、そうではない。フィリピンでは、みんな「麻薬撲滅のためなら仕方がない」と割り切っている風なのだ。人道もへったくれもあったものではない。そうしてこれまで数千人が犠牲となった。昨日も、セブ島北部へボートで家族と出かけたビンセント・ルート州知事が、謎の武装集団に襲撃を受け4人が負傷した。幸い、州知事自身は無事であった。実は彼も、ドゥテルテ大統領から「殺害予告」を受けている一人で、麻薬ビジネスに関与した「麻薬将軍」だと大統領から名指しされ、繰り返し「殺す」といわれている一人だ。うかうか休日も出掛けられない。フィリピンの場合、性根が腐っているとでもいおうか、麻薬を取り締まる側の地方官僚、警察官、判事などが加担しているとされ、それ故に国民も納得の「麻薬撲滅戦争」ではあるらしい。それだからといって、捕まえる前の段階で、射殺して良いものであろうか。実際に地方の州知事であっても、これまでに名指しされた3人が射殺されている。元々検察幹部だったというルート州知事だが、今回はぎりぎりのところで射殺を逃れた。だが「有言実行」の大統領は、国民に何度も約束した以上、やがて約束を果たすに違いないが、いつかは大統領自身が射殺される日が来るのではないかと、私には“嫌な予感”がしてならない。
ドイツ・ベルリンの公道に設置されていた韓国系市民団体による「少女像」の強制撤去が17日、地元行政区の関係者が行った。2020年に市民団体が設置してから、地元との間でいざこざが絶えな 続きを読む
現在は“小室家の嫁”としてアメリカで暮らしている「眞子さま」だが、小室氏が営業マンとして成功・出世し、子供にも恵まれ、一見、いまは順風のように見受けられる。先日、アメリカの雑誌の表 続きを読む
台湾のシンガーソングライターのサンデー氏が15日「NK/T細胞リンパ腫」という病気によって34歳で亡くなったことが関係者によって伝えられた。彼女は2018年に自主製作で作詞・作曲し 続きを読む
料理研究家の園山真希絵氏と作詞作曲家のTAKESHI氏とが「結婚」を公表した。実際には昨年の3月15日に入籍していたという。そして同時に「別居婚」であることをも公表している。お二人 続きを読む
大相撲のロンドン公演が15日~19日まで「5日間」ロンドン市内の中心部に位置する「ロイヤル・アルバート・ホール」という劇場で行われる。ロンドン市内で「大相撲」が行われるのは、34年 続きを読む
何となくの“危うさ”を誰もが感じていた「日本株」の急上昇、待ってましたとばかりに急ブレーキをかけたのがアメリカから中国に向けた「追加関税100%」という爆弾の投下だ。もちろん中国も 続きを読む
役柄とはいえ、米倉涼子氏の人気を不動にしたドラマで凄腕医師であった彼女は「わたし失敗しないので…」で視聴者たちから、熱いエールを受けた。今、その名台詞が“我が身”に重くのしかかって 続きを読む
やはり運命学的な“事実”を軽んじることはできない、ということが判明した。わたしが既に記していたように「公明党」が「自民党」との連立を拒否した。高市早苗氏は、私が以前から言っているよ 続きを読む
昔からの格言に嘘はない。「老いては子に従え」という言葉などは、その代表的なものだ。人間、或る程度の年齢になってくると、徐々に体力も気力も能力も衰えて来る。そういう時に、人間が“出来 続きを読む
TV「徹子の部屋」のトーク番組に出演した元シブがき隊の布川敏和氏(60歳)が“奇妙な偶然”の話をした。彼が元妻つちやかおり氏と結婚したのは1991年で、それから20年以上もの間、表 続きを読む