“闇の中”を抜けたという感じで、ドル円相場も、日本株も、力強い上昇が始まっている。当面の“課題”が一応クリアされた格好だからだ。特に、私が注目するのはドル円相場で、ここに来て明確に“ドル高方向”へと舵を切ったかに見える。前から言っているように、なんだかんだ言っても、日本株は“円安”に傾かないと勢いづかない。なぜなら外国人は“ドル換算で日本株を見る”からだ。したがって、円安方向に動かないと、ドル換算では上がっていても、円換算では上昇できない。一時期ほどではないが、ドル円相場と日経平均とは“相関関係”にある。極端なことを言えば、円安方向にさえ動いて行けば、黙っていても日本株は上昇するように出来ている。輸出企業の多い日本株は、基本的に円安が進んだ方が利益が出やすい。しかも、今は“原油価格”も丁度良い水準にある。原油が1バレル大体60ドル~80ドルの範囲内にある時が世界的な“相場上昇”を促す時なのだ。この点は日本株にとっても重要で、ヨーロッパからの資金の多くは、この価格に左右される。つまりヨーロッパとはいうものの、実際には“中東”からのオイルマネーが長期資金で日本株を買うかどうかに掛かっているからだ。オイルマネーに余裕が出て来ると、必ず日本株は買われる。原油価格が50ドル以下になってしまうと、中東からの資金はいっせいに引いていく。そういう意味では、サウジアラビアからのオイルマネーを自由に使えるソフトバンクの“投資枠”は徐々に拡大される可能性もある。今年8月まで、ドル円相場は“もみ合い状態”だった。年初は1ドル113円だったが、4月には105円まで円高が進んだ。それと歩調を合わせて日経平均も大きく低迷した。今年7月には一時的に113円まで戻したがすぐに切り返された。そして8月には109円台まで巻き戻しが起こった。そこから徐々に挽回し、9月半ば以降は明確に“ドル高方向”に動いて7月高値も抜け、現在は113円台後半にある。日経平均の方も9月上旬に22250円まで低迷したが、その後に切り返し24250円(28日高値)まで丁度2000円も一気に急騰していたことになる。しかし、急騰はこれで終わりではない。いったん動きを止めるかもしれないが、再び2000円分急騰して一気に2万6千円に“王手をかける”ことになるだろう。その場合は、必ずドル円相場も連動して117円まで上昇していくに違いない。
TV画面に「逃げて‼」という文字が大きく出ている。いつまでも出ている。だが、実際には“3m”と予測されていた地域でさえ“1m”にも達していない。だが画面には、いつまでも「逃げて‼」 続きを読む
選挙によって野党がちょっとだけ多くなり、その結果として「現金給付」より「減税」に傾く可能性が、ちょっとだけ強くなった。最近は日本だけではなく世界的に“極右政党”が大躍進の時代となっ 続きを読む
「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそ 続きを読む
確か2年ほど前まで「生涯収支マイナス2億円君」だったような記憶がある「霜降り明星」粗品氏が、現在は「生涯収支マイナス4億円君」に変っていて、相変わらず毎週土曜日に彼自身の“競馬予想 続きを読む
われわれはどうしても「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、苦悩しているときには「これさえ上手くいけば幸せになれるのに…」などと思いがちなものだが、いざ、それが過ぎ去ってしまうと、もう“その 続きを読む
もはや石破首相の退陣は“決定的”と言われる。それでは次に“日本の首相”となるのは誰なのか。運命学的な観点から観て見よう。国民へのアンケート調査によると、次期首相として「もっとも相応 続きを読む
アメリカの人気プロレスラーで俳優でもあるハルク・ホーガン氏が7月24日、フロリダの自宅で急逝した。心不全的な病だったようだ。2023年9月に25歳年下の女性と“3度目の結婚”をした 続きを読む
最近の調査で、いまの日本は欧米各国にも引けを取らないような“インフレ国”に変貌していることが判然としてきている。そんなことは言われなくっても、日常生活の中で、だれもがひしひしと感じ 続きを読む
ほとんどの人たちにとっては「結婚」と「離婚」は“正反対のこと”のように感じる。だから、いくら“お笑いコンビ「はんにゃ」”として長く仕事をしてきているからといって、片方が結婚を公表し 続きを読む
ちょっと早まったとでもいうか、自民党比例区の鈴木宗男氏は深夜に「政界引退宣言」を出して消えたのだが、なんとそれから数時間後に「ぎりぎり当選」が判明して、何ともバツの悪い「撤回の当選 続きを読む