昔、北島三郎氏は「♪親の血を引く兄弟よりも…」と歌った。実際、世の中には“実の兄弟”よりもはるかに“兄弟的な関係”となる友人・仲間・同僚を持つ人達もいる。特に20代から50代くらいまでの間、血縁者たちから距離を置き、“血をひかない人達”との関係が濃密になっていくケースが往々にしてある。ところが、何かのきっかけから晩年になって再び親・兄弟との仲が深まる…そういうケースが意外なほど多い。つまり人生において、産れてから十代後半くらいまでは親・兄弟との関係が深く、それから徐々に“疎遠”となって、友人・仲間・同僚との関係が濃密となり、やがて人生の晩年に入って再び親・兄弟との関係が深まる…そういう運命を歩む人たちが少なくないのだ。しかも、その多くが意図的にではなくて、何らかの“偶然”が絡んでいる。謂わば“引き寄せられて”そうなっていくのだ。或るTV番組を通じて元貴乃花の花田光司氏が、“絶縁状態”になっている母親の藤田紀子氏や実兄の花田虎上氏との関係を修復したい気持ちを持っていることを語った。かつては「理想の兄弟」などとマスコミから持ち上げられ、仲の良いことを公言していた兄弟だったが、いつからか憎しみまで露わにする“絶縁関係”となった。けれども、相撲界から身を引き、配偶者や息子とも離れて、実質・天涯孤独の状態に変わって、心境の変化が現れだしたということだろう。誰でも、最後は“血縁者”なのだ。この発言を受けて、昨日、実兄である花田虎上氏がブログ上で心境を述べた。当惑しているが、いつか心かわす状態となれることを心待ちにしている、という“大人の反応”だった。親子とか兄弟とかいうものは、どんなに“長い空白”の時期があっても、一瞬でその空白を埋められる唯一無二のものである。これを勘違いしている人が多い。他人と同じように、空白期間が長くなってしまうと、もう戻れないのではないか、もう環境が違いすぎると感じがちなのだ。けれども、それは杞憂なのである。「親の血を引く兄弟」に言葉など不要だし、空白期間など問題ではないのだ。黙って、抱き合うだけで「幼い頃が重なる」それが兄弟なのだ。
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