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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「エロさ」と「若さ」を、どこかに忘れた壇蜜氏


人はだれでも大きな病気をしたり、悩めることが続いたりすると、心身とも弱ってくる。そうして「若さ」というものを、どこかに“忘れて”きてしまう。タレント壇蜜氏の久しぶりのSNS投稿はちょっと寂しい内容だ。「敬老の日」に発信した内容だったので、そういう部分がより内容を“重たく”させたのかもしれないが、彼女は「元気⁉」と訊かれたなら「おかげさまで何とかやってます」と言える毎日をめざそう……と記している。これが70代以上の人物の投稿なら、大いに納得するのだが、まだ43歳、今日的にはまだ“人生の折り返し地点”にも達していない。そういう人物の口から、既に老境に達したかのような「おかげさまで何とかやってます」はちょっと寂しい。彼女はもともと“官能性”を売り物に芸能界へと進出してきた女性だ。その官能的な姿態は多くのファンを惹き付け、一時的には虜にしていた。それが、ある時を境に“ふつうのタレント”へと転身して、その後は何となく“方向性が掴めない”タレントへと変わってしまった。元々履歴的にも、特異な女性であったので“エロさ”を主軸にする必要はないが、だからといって“完全閉店にする”必要もなかったように、私には思われる。彼女にはちょっと不運なところがあって、さまざまなTV番組に出演したが、彼女がレギュラーとなる番組は何故かいずれも短期間で終わってしまう。長続きしないのが共通していた。そういう点で仕事面にも波があった。そういう点も作用したのか、昨年は“心身が不調”ということでの入退院を繰り返した。彼女によれば、その間、所属事務所も倒産していたらしい。元々が精神的にやや不安定な部分を持っている彼女が、将来に対して不安を抱き、自分の何十年後にまで考えをめぐらすのは仕方がないが、それにしても40代前半で老後を意識し「おかげさまで何とかやってます」をめざそうというのは、あまりにも寂しい。人はだれでも自分の将来について、今現在の状態から想像・推定してものを考える。けれども、それは必ずしも正しいとは言えない。今現在の状態は、あくまでも“いま”という“将来にとっての過去”を基準としている。ところが、人生というのは長いので、今後の自分が“どう変化していくか”は誰にも本当のところは解からない。だから、いまを基準とした未来は、実際には“心身とも変化する”という事実が抜け落ちているのだ。もしかしたなら、いまより恵まれた心身の状態に変わって、環境状態も変わって、暮しの状態も変わって、あらゆるものが変わっていれば“想像の未来”は跡形もなく置き換えられる。運命とはそういうものなのだ。
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