人生では時折“もはや後がない”という限界ライン「ぎりぎり」まで追いつめられることがある。その「ぎりぎり」は人によって異なり、“生命”、“仕事”、“対人”、“金銭”、“愛憎”など、それぞれ状況的にも一律ではない。ただ本人にとって「ぎりぎり」まで達しているのは確かで、そのまま「限界ライン」を突破して“悲惨な結末”を招くことも稀にある。ただ多くの場合は“首の皮一枚”で留まって、何とか窮地を脱していくようなケースが多い。このような「ぎりぎり」まで追いつめられていく体験をしているのとしていないのとでは、その後の“人生観”が全く違ってくる。「ぎりぎり」まで追いつめられて、初めて「見えて来るもの」があるからだ。もちろん、その「見えて来るもの」は人それぞれ違っていて、後になってから気付くような場合もあるが、その後の人生にプラスとなることは共通している。そして、もう一つ「運命」というものを漠然とではあっても“信じる”ようになることだ。それまで「運命」というものに否定的だった人でも、自らが予期せぬ形で追い込まれ「ぎりぎり」を経験することで、他人に対して優しくもなり、同情心や理解力も深まる。「運命」のもつ“不可思議さ”を経験的に受け入れるようになる。
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日本から北朝鮮への水面下での交渉を、北朝鮮の金与正氏が暴露し、しかも岸田首相と金正恩氏が「会う予定はない」と通告してきた。通常、こういう水面下の交渉というものは“表に出さない”のが 続きを読む
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わたしが“そういうこと”に対して疎すぎるのか、いまの時代的変化が“そういうこと”を行うように変わってきているのか、とにかく“大昔を行く私”には理解しにくいニュースが飛び込んできた。 続きを読む
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「世界幸福度ランキング」なるものが今年も公表された。それによると、去年よりも4つ順位を下げて今年の日本は51位となるらしい。だれがどういう基準で採点しているのか知らないが、1位には 続きを読む
多くの人たちにとって「えっ、そんなことで⁉」と思うようなことでも、本人にとっては“生きるか、死ぬか”のような出来事と言うのはある。ただ多くの人は一応、そういう時でも我慢というものを 続きを読む