11人が立候補したフランスの大統領選で、予想されていた通り過半数を得たものがなく、改めて5月7日に「国民戦線」のルペン氏と、「前進!」のマクロン氏との間で“決選投票”が行われることが決まった。ルペン氏は「EU」からの離脱を掲げ、マクロン氏は「EU」に留まっての改革を掲げる。テロ頻発のフランスは、もはや“安全な国”とは言えなくなった。それに加えて“移民問題”と“失業問題”の解決が急務である。どちらが選ばれたとしても、国民の不満はくすぶり続ける。近年、テロが頻発しているが、国民の本当の関心事は“10%まで達している失業率”の問題で、これはフランスだけの問題ではなく、イタリアとかスペインでも同様である。“移民の問題”にしろ、“テロの問題”にしろ「EU」全体が抱えている問題で、だからこそイギリスは“離脱”へと梶を切った。元々ヨーロッパは、陸続きのせいもあって国と国との国境線が明確ではない。日本のように島国だと、“海外=外国”で解かりやすいのだが、ヨーロッパの場合は車でやすやすと往復できる。それが「EU」に加盟することの“強み”だと言われた時代もあった。ところが社会情勢が不安になって来ると、これまで“強み”だったものが“弱み”へと変わってきた。移民が大挙やって来て横断し始めるようになったからだ。通貨の統一も、一国の経済的な破たんを“加盟国全体”で何とかしなければならなくなった。今や「EU」は“共和国”のような役割を演じざるを得なくなってきている。“抜け出そう”とする国が出て来るのも当然のことなのだ。今年は、この後フランスの国民議会選挙があり、イギリスの総選挙があり、ドイツの総選挙があり、まさに揺れ続けなければならない。それらに比べれば、まだまだ日本は“北朝鮮からのミサイル”さえ回避できれば、“安心・安全な国”を維持できそうな気もする。
京都大大学院の梅野健教授らの研究でマグニチュード6.0以上の地震の場合、その発生1時間前に地表から約300キロ上空にある「電離圏」において、電子の数が変化する現象を突き止めた。既に 続きを読む
日本も中国も「少子化問題」を抱えているが、そうは言っても、とりあえず「亡国」というほどの心配はない。ところが韓国は違っている。同じように少子化問題を抱えているが、もっと深刻で、ほん 続きを読む
わたしの勘ではインドネシアの噴火が良くない前兆だった。案の定というか、愛媛・高知で震度6弱の地震が起こった。だいたい元旦に“大きな地震”が起こるということは、今年はそういう“予期せ 続きを読む
宗教というのは、本来は“平和”の象徴とされるが、時としては“テロ行為の標的”となることも珍しいことではない。4月15日にシドニーのキリスト教会で、礼拝を行っていた司教が15歳の少年 続きを読む
海外市場でドル円相場が大きく動いている。とうとう1ドル=154円台前半まで“円安”が進んだのだ。世界情勢から言って、いずれはこういう方向へと動いていくだろうことは予測できた。わたし 続きを読む
誰でも年齢が進めば「記憶力」が著しく後退する。多少程度なら良いのだが、著しくが頻繁に生じるようになると、生活そのものにも支障が出てくる。こうして、人は「認知症」の初期段階を迎えるよ 続きを読む
今に始まったことではないのだが、昔から「中日=ドラゴンズ」のユニホームは「ドジャーズ」に似ている。まあ、単純にドジャーズを“真似た色や綴り方”だからかもしれない。だから……なのかど 続きを読む
たかが“ギャンブルによる借金”だが、そのやり方にも問題があり、その金額にも問題がありで、結局、国際犯罪を主として扱うFBIが出て来て水原一平は御用となった。罪名は“銀行詐欺罪”とい 続きを読む
人には誰でも“話したくない過去”というものがある。そういうものが「まったくない」という人は、幸運な人生だったか、過去の“傷”というものを持っていないかだ。東京都知事の小池百合子氏は 続きを読む
人には誰でも“理性を失ってしまう時”というのがある。特に、自らの将来に対して“絶望している”時には、そういう風になりやすい。そして、そういう時に、人は衝動的に「死」を考えたりする。 続きを読む