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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


占い師よりも占い師らしい美輪明宏氏


最近、何んというタイトルだったか忘れたが、録画で美輪明宏氏に対して悩みを持った女性達が相談し、それに対して美輪氏から「ご託宣」が与えられるTV番組を見た。相談者たちはいずれも仮面をつけているのが、なんとなく興味深い。ほとんどの相談事は“恋愛”“結婚”“SEX”などに関してで、それらの相談事に対して美輪氏がちょっとだけ問いかけ、それから手短に回答を下す。あまり、長々と話すのではなく、要点だけをゆっくりと、謎のように語っていく。その姿は、まるで“霊界”から伝えられる「神の声」のような感じで、それぞれの女性に見合った回答を瞬時に導き出す。「人を見抜く」という言葉があるが、確かに、この人の言葉には説得力がある。瀬戸内寂聴氏の“相談解答”にも説得力があるが、より個々に沿った形での回答という点で、この人の回答には“呪術的な作用”があるなと私は思った。下手な占い師に相談するよりも、こういう人達に相談する方が、はるかに“的確な回答”を得られるに違いない。しかも、それぞれの“選択による未来の姿”まで的確に予見出来ている。よく、著名な方が雑誌などで「人生相談」をされているが、その人の未来を“見据えた形”でのアドバイスをできる人は少ない。そういう点で、この人には或る種の霊感もあって、的確に未来を予見したうえでのアドバイスなので、なおのこと説得力がある。この人の場合、これまでに培ったたぐいまれな人生経験や、さまざまな思想からの応用力もある。最近は体調を崩されるなど、その話し方にはやや衰えも窺われるが、それが「霊界からの語り」のような妖しさを生み出していて、むしろプラスに響く。さまざまな人生体験を経て来ている人は、占いなど用いなくても一瞬で“その人を見抜く”ことがよくある。よく私は、占いの生徒さんなどから「どうして、それが解かるんですか」と訊かれる。一応、占い的な説明をすることもあるが「何となくだね」と答えることも多い。この「何となく」の方が、占いによる判断よりも自信をもって回答できる。それを口で説明するのはなかなかに難しい。或る種の「気配」とでもいう感じのものが、実はいちばん的確なのだ。別に、占い師でなくても、そういう意味で“人を占える”方はたくさんいる。さまざまな世の中の出来事に対しても、移り変わりに対しても、人々のさまざまな行動や反応に対しても、心を澄まして、敏感に生きてきた人だけが共通して持ちうる「予見力」なのだ。

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