今から十年前に一人の女優が孤独死をした。かつて「お嫁さんにしたい女優№1」と言われた大原麗子氏である。確かに声質も含めて“暖かく優しい雰囲気”を持っていた。けれども、その晩年は決して恵まれたものではなく、実の弟に“孤独死”を発見されるまで誰にも看取られることなく、この世を去ったのだった。昨日、その特集番組が放映された。私は直接見ていないが、ネット上に掲載された彼女の横顔写真を見て、改めて思うところがあった。彼女は、確かに一見大人しそうな美人顔なのだが、耳の内郭が飛び出している。こういう人は男女とも自己主張が強い。自分の“生き方”というものに対して、或る種の“信念”を持っている。そして、その部分に関しては決して妥協しようとはしない。彼女は「女優」と呼ばれることを嫌った。自分は「俳優である」という意識が強かった。自分の“役どころ”に関しても、納得しなければ決して出演しようとはしなかった。彼女でなくても、耳の内郭が外輪よりも突き出ている女性は、自意識が強い。いわゆる“枠の中に納まらない”傾向がみられるのだ。したがって、男性と結婚した場合、相手男性である夫が妻に対して“家庭の役割”を押し付けたりすると、猛烈に反発する。大原麗子氏の場合も、二度結婚しているが、二度とも長く続かなかった。彼女だけでなく、耳の内郭が突き出ている女性は、相手が“自由にさせてくれる人”なら良いが、そうでなければ長続きしないのが普通なのだ。もう一つ、これは大原麗子氏は異なるが、鼻の鼻柱上部が少し“突き出ている”女性も、結婚生活ではなかなか収まり切れない。極端に突き出ていなくても、真横から見て鼻筋に盛り上がり部分がある場合、これはプライド高く“向こうっ気の強い相”で、相手に“譲る”ということが出来ない。「負け」を認めることのできない性質を持っている。こういう鼻こそ、俗にいう「鼻っ柱が強い」人物の相なのだ。したがって、何かで対立した場合、決して自ら“仲直り”しようとはしない。家庭内においても同様で、相手が余程やさしく“かかあ天下”にしてくれる協調型の男性でないと結婚生活は継続しない。もっとも、この鼻柱の途中が突き出す相も、耳の内郭が突き出す相も、共に「美人」を輩出しやすい。だから多くの男性達が寄って来やすいのだ。しかも表面上は“大人しそうに見えたり”するケースが多い。けれども、決して本質的に大人しくも、従順でもない。自分の主義主張に関しては、決して“引き下がる”ということのない“負けん気の強い”女性たちなのだ。
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