10歳~15歳位の子供たちにアンケート調査した結果で「自分を“倖せ”だと感じますか?」という問いに、実に91.4%%の子供たちが「倖せだと感じる」と回答している。今年2017年の日本の調査だ。20年前、つまり1997年の同じ調査では77.6%だったから、ずいぶんと増えたことになる。さらに「親と同じような大人になりたい」という子供達も、20年前の53.7%から65.9%に増えた。「両親が自分の話を聞いてくれる」という割合も、20年前の74.7%から82.0%に増えた。つまり、いまの日本は“親子間の関係”が大変に良く、家庭的倖せを享受している子供たちが多いのだと気付かされる。ニュースなどを見ていると、どうしても家族間での悲惨な事件が目について、世の中全体の“動き”を見逃しがちになるが、少なくとも20年前よりも“家庭的幸福”を得ている子供たちが多いのが日本なのだ。ただ、そのアンケートで、私が気になったことがある。「先生に殴られたことがある」という児童が、20年前は18.9%だったのに対して、今は1.6%しかいないのだ。これは、子供たちが“わるさ”をしなくなったからなのだろうか。それとも、先生たちが“殴れなくなった”からなのだろうか。私は、いつも、こういう時、文字の“成り立ち”を思い出す。実は「教える」という文字は、古代エジプトのヒエログリフ(神聖文字)でも、古代中国の甲骨文字でも、共通して「鞭(ムチ)」の象形が加えられている。古代は貴族の血統を継ぐ子供達にしか“正規の授業”を受けられなかったが、そういう子供達であっても、教える時には鞭を使ったのだ。つまり、子供たちを“由緒正しき人物”としていくには、スパルタ式の教育が必要であった、という証明なのである。もちろん、現代においてそういう教育が正しいかには疑問もある。けれども、子供たちを教える“学校”や“教師”には、或る程度の“体罰”は許しておかないと、確かな教育は出来ないような気がする。少なくとも10%くらいは“殴られた”記憶を持つ子供たちがいる方が健全とは言えないだろうか。
京都大大学院の梅野健教授らの研究でマグニチュード6.0以上の地震の場合、その発生1時間前に地表から約300キロ上空にある「電離圏」において、電子の数が変化する現象を突き止めた。既に 続きを読む
日本も中国も「少子化問題」を抱えているが、そうは言っても、とりあえず「亡国」というほどの心配はない。ところが韓国は違っている。同じように少子化問題を抱えているが、もっと深刻で、ほん 続きを読む
わたしの勘ではインドネシアの噴火が良くない前兆だった。案の定というか、愛媛・高知で震度6弱の地震が起こった。だいたい元旦に“大きな地震”が起こるということは、今年はそういう“予期せ 続きを読む
宗教というのは、本来は“平和”の象徴とされるが、時としては“テロ行為の標的”となることも珍しいことではない。4月15日にシドニーのキリスト教会で、礼拝を行っていた司教が15歳の少年 続きを読む
海外市場でドル円相場が大きく動いている。とうとう1ドル=154円台前半まで“円安”が進んだのだ。世界情勢から言って、いずれはこういう方向へと動いていくだろうことは予測できた。わたし 続きを読む
誰でも年齢が進めば「記憶力」が著しく後退する。多少程度なら良いのだが、著しくが頻繁に生じるようになると、生活そのものにも支障が出てくる。こうして、人は「認知症」の初期段階を迎えるよ 続きを読む
今に始まったことではないのだが、昔から「中日=ドラゴンズ」のユニホームは「ドジャーズ」に似ている。まあ、単純にドジャーズを“真似た色や綴り方”だからかもしれない。だから……なのかど 続きを読む
たかが“ギャンブルによる借金”だが、そのやり方にも問題があり、その金額にも問題がありで、結局、国際犯罪を主として扱うFBIが出て来て水原一平は御用となった。罪名は“銀行詐欺罪”とい 続きを読む
人には誰でも“話したくない過去”というものがある。そういうものが「まったくない」という人は、幸運な人生だったか、過去の“傷”というものを持っていないかだ。東京都知事の小池百合子氏は 続きを読む
人には誰でも“理性を失ってしまう時”というのがある。特に、自らの将来に対して“絶望している”時には、そういう風になりやすい。そして、そういう時に、人は衝動的に「死」を考えたりする。 続きを読む