人はどんなに苦しい状況でも、その先に「希望」が見えていれば必死に生きていくことが出来ます。目の前から「希望」が失われてしまうと、その途端に「歩み」を止めてしまうような喪失感に襲われやすいものです。崖から突き落とされてしまった絶望感で真っ暗になるのです。苦悶する中で無意識に人が縋ろうとするのは「神仏」です。最終的に「神仏」しかなくなるのです。その「神仏」は本当に“救い”を与えてくれるでしょうか。実は「神仏」は、沈黙したままです。多くの人は誤解していますが「神仏」が直接“救い”を与えてくれることはありません。ただ「神仏」は“小さな希望”を灯してくれます。必ず「希望」だけは与えるのです。そして、人はその「希望」を頼りに“生きていく力”を取り戻すのです。前を向く情熱を蘇らせるのです。力強く踏み出していくエネルギーを授けられるのです。そうすると潜在的な能力や素質が引き出されて大いなる力を発揮していくのです。
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