極めて珍しい形の“王者剥奪”が起こった。ボクシングのWBC世界フライ級王者・比嘉大吾選手が、対戦前の“前日軽量”で体重が900gオーバーし“不戦負け”となってしまったのだ。ボクシングは各階級の体重制限が細かく分かれている。ちょっと“細かすぎるな”といつも思う。もちろん、体格差の分類はあってよいと思うが、あまりにも細かく分けるのは、意味がないと思うのだ。プロレスなど「ジュニアヘビー級」と「ヘビー級」しかない。まあ、ボクシングは“拳”だけの格闘技なので、5階級くらいに分かれるのは仕方がないと思うが、その程度で良いのではないだろうか。昨日の軽量で、比嘉大吾選手はトレーナーに抱き抱えられるようにして姿を現した。つまり、無理な減量でもうダウン寸前の身体だったのだ。そこまで減量しなければならないということは、それよりも上の階級で戦うべき肉体だということでもある。事実上、彼は一ヶ月半で約12㌔の減量を強いられた。これが80㌔くらいの人物が12㌔減量なら十分可能だと思うのだが、彼は60 ㌔前後であった。元々が細身の体形から12㌔の減量は無理がある。彼が所属しているのは具志堅用高氏のジムだが、具志堅氏は体重を落とせなかったことを詫びたが、詫びるのはそこではなく、土台が無理な減量に挑ませたことのはずである。階級を早い段階で変えていきたいという願望は比嘉大吾選手が口にしている。おそらく現階級に留まらせたのはジム側なのだ。その方が世界チャンピオンを継続できる。ましてや彼には「16連続KO勝ち」という日本新記録が掛かっていた。ジム側とすれば、これを達成してから上の階級に移れば良い。そういう判断があったに違いない。おそらく、元々が体重が付きやすい選手なのだ。今回の場合は、仮にギリギリセーフで試合に挑んでもふらふらで勝てなかったかもしれない。もっと無理のない減量でベストな試合をさせて世界王者を作るのが具志堅氏の仕事なのではないだろうか。
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