永年、日本人をやっているが、時々、未だに“知らなかった言葉”に出くわして面食らうことがある。今回は「宥恕=ゆうじょ」だ。決して「遊女=ゆうじょ」ではないので、念のため。さて「宥恕」とは何だろう。辞書には「寛大な心で罪を許すこと」と記されている。ナルホド…それにしても聴き慣れない言葉だ。普段、使う人などいるのだろうか。実は、昨日、元夫人で女優の松居一代氏を“名誉棄損”で訴えていた俳優・船越英一郎氏の代理人弁護士が、彼の言葉として「今回に限り、松居一代氏を宥恕することにしました」と述べたのである。そこで、初めて、私は「宥恕」なる言葉を聴いた。いや、もっと前から聴いていたかもしれないのだが、初めて聴いたような“違和感”を憶えた。どうして「宥恕」等という難しい言葉を使うのだろう。そうして、調べたところ、この言葉は、主に“示談の時”に使う法律用語に近い言葉であることが判明した。つまり、19日に松居一代氏は“不起訴処分”になったのだが、それは捜査段階で被害者と加害者との間で、示談書が交わされた可能性が強かったからのようである。つまり、示談が成立したので、不起訴処分になったのだ。だから、松居一代氏の方もブログで「新しい人生がスタートします」と更新している。つまり、松居氏側が起訴されたくないので“示談”を持ちかけ、船越氏側がそれに応じたということである。まあ、元妻が“手切れ金”のようなものを元夫に渡したということである。どっちがストーカーだかわからないような“最終決着”だが、何にしろ、一件落着、メデタシ、メデタシの事件ではないか。それにしても、松居氏の“迫真の演技”は素晴らしかった。さすがは「2時間ミステリーの帝王の妻」だけのことはある。そして、これでようやく、船越氏は“自由な恋愛・結婚”が出来ることになる。バイアグラでも何でも自由に使うことが出来る。それにしても示談の「宥恕」は、何と多くの人々に“明るさ”と“希望”を取り戻させる言葉だろうか。
TV画面に「逃げて‼」という文字が大きく出ている。いつまでも出ている。だが、実際には“3m”と予測されていた地域でさえ“1m”にも達していない。だが画面には、いつまでも「逃げて‼」 続きを読む
選挙によって野党がちょっとだけ多くなり、その結果として「現金給付」より「減税」に傾く可能性が、ちょっとだけ強くなった。最近は日本だけではなく世界的に“極右政党”が大躍進の時代となっ 続きを読む
「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそ 続きを読む
確か2年ほど前まで「生涯収支マイナス2億円君」だったような記憶がある「霜降り明星」粗品氏が、現在は「生涯収支マイナス4億円君」に変っていて、相変わらず毎週土曜日に彼自身の“競馬予想 続きを読む
われわれはどうしても「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、苦悩しているときには「これさえ上手くいけば幸せになれるのに…」などと思いがちなものだが、いざ、それが過ぎ去ってしまうと、もう“その 続きを読む
もはや石破首相の退陣は“決定的”と言われる。それでは次に“日本の首相”となるのは誰なのか。運命学的な観点から観て見よう。国民へのアンケート調査によると、次期首相として「もっとも相応 続きを読む
アメリカの人気プロレスラーで俳優でもあるハルク・ホーガン氏が7月24日、フロリダの自宅で急逝した。心不全的な病だったようだ。2023年9月に25歳年下の女性と“3度目の結婚”をした 続きを読む
最近の調査で、いまの日本は欧米各国にも引けを取らないような“インフレ国”に変貌していることが判然としてきている。そんなことは言われなくっても、日常生活の中で、だれもがひしひしと感じ 続きを読む
ほとんどの人たちにとっては「結婚」と「離婚」は“正反対のこと”のように感じる。だから、いくら“お笑いコンビ「はんにゃ」”として長く仕事をしてきているからといって、片方が結婚を公表し 続きを読む
ちょっと早まったとでもいうか、自民党比例区の鈴木宗男氏は深夜に「政界引退宣言」を出して消えたのだが、なんとそれから数時間後に「ぎりぎり当選」が判明して、何ともバツの悪い「撤回の当選 続きを読む