ときどき「格」というものを考える。ここでいう「格」とは、四柱推命などで用いる「格局」の「格」ではなく、人間の「器(うつわ)」的な意味合いが強い“人間としての「格」”だ。よく「格が違う」等という言い方で使われる。この「格」だが、本当のところどういう基準から言っているのか、言っている本人にもよく解からない。なんとなく、感じてしまう時に無意識で用いることが多い表現だ。なぜ、こんなことを言い出したのかというと、最近、日産自動車の社長である西川広人氏の画像がTV等に映ることが多いからだ。また三菱自動車の社長である益子修氏の画像も時折出る。この二人、どこか似ている。両者ともに、額が狭く、額の横ジワが目立ち「八の字眉」なのだ。謂わずと知れたカルロス・ゴーン会長の下で社長職を続けた。本来なら、社長の方が、それこそ「格」が上なのだが、両社の場合にはゴーン会長がすべてを取り仕切っていた。実際、ほとんどの日本人はカルロス・ゴーンの名や顔を知っているが、西川社長や益子社長の名や顔は、そう言われれば…と思い出す程度の知名度しかなかった。特に、西川氏の顔は、世界に名だたる自動車会社の社長職にありながら、今一つ“社長っぽい顔”ではない。もっとも、観相学的角度から見れば西川氏の顔貌も決して“悪い顔”ではないのだが、多くの人が思うように“大会社の社長”をイメージさせるような“お顔立ち”ではない。ゴーン氏とは、それこそ「格」が違う印象を受ける。やはり、ゴーン氏の顔貌は良くも悪くもインパクトが強く、“格上”の印象を持つ。しかも、これらは人相学的な評価ではない。ごく普通の日本人の多くが持つ評価である。ここが問題なのだ。つまり、彼らは「日産」や「三菱」を、“世界の一流企業”として、大会社の社長として、これからも継続・繁栄させていけるのか、「八の字眉」の人は“部下・後輩”を重んじる。目上との関係には気苦労が絶えない。まさに、そういう形で、これまでは来たに違いない。さてカリスマを失って、彼らはどうリードしていくのか。世界に羽ばたく“大会社の経営者”としての「格」が乏しい彼らは、それでも子会社や協力会社も含め、何千、何万といる部下・後輩のため、今度は大株主・フランス政府に対して“気苦労”絶えない日々が続くことだろう。
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