このところ“嫌な告発事件”が続いている。「NGT48山口真帆」「純烈・友井雄亮」「YouTuberヒカル」こういった“時代の寵児”と、その周辺で巻き起こった出来事が“告発”という形で次々と表に出て来ていることだ。これらの芸能人は、近年の“接触型商法”によって爆発的な人気を生み出してきた。昭和の“芸能人”が「スター」と呼ばれて“高嶺の花”だったのとは違い、今の人気者達は“接触型”であるところに特徴がある。昔はその人の“芸術・芸能”そのものが評価された。ところが現代は、“芸術・芸能”それ自体は“添え物”であって、それを発信する人物の外貌とか、性格とか、日常とか、雰囲気とか、趣味とか…本来の能力とは別次元での評価が主流になりつつある。それは俗に「AKB商法」とも揶揄される“握手会”とか“撮影会”とか“showroom”とか、日常の中で“繋がっている”かのような錯覚に陥らせることで、芸能人と一般人との“垣根”を取り払う商法が成功した証でもある。けれども、同時にそれは常に“プライベートまで晒される”ぎりぎりのところで成立している商法で、実際には“危険な商法”でもある。本人たちが、それに気付いているかどうかはともかく、SNSを通じて、その日常を外部に発信し過ぎている芸能人は、或る意味で自らがストーカー的なファンを養成していることになる。今回の“三つの告発事件”は、そういう意味では「仕事」としての日常と「プライベート」としての日常の境が危うくなってきている著名人たち誰もが考えなければならない課題を突き付けているような気がするのだ。現代は、プライベートで大きな問題を起こせば、仮にどんなに才能があろうと“世間”から抹殺される。仮に、それが「噂」だけで真実ではなかったとしても、拡散してしまった「噂」は取り除きようがない。その一方で、企業として“巨大化”することで、多少の事件があっても“マスコミの口封じ”を行える芸能事務所なども出て来ている。あまりにも自称・芸能人が増え過ぎたことが、いびつな芸能社会やスポーツの世界、文化や流行を生み出していきそうで不気味なのだ。
人はなぜ歴史を学ぶのかというと「いまを生きるための知恵」を過去の出来事から学び取るためだ。そういう意味で、ここ数年というのは、もっとも歴史から学ぶべき部分が多い時代に差し掛かってい 続きを読む
実は、この本を書いたのはそうとう前だ。なぜ、こういう本を書いたのだったかは、その時にはちゃんと理由があったのだが、いまとなっては想い出せない。とにかく、書いたのは6~7年も前であり 続きを読む
ときどき大胆な人事に驚くことがあるが、今回の人事は誰もが眼を剥く。何しろ22歳のアルバイト従業員が社長に抜擢されたのだ。最初は本人自身が“冗談”だと思ったそうだ。ココイチFC「スカ 続きを読む
多くの日本人にとって「水原一平」は既に“過去の人”であり「スポーツ賭博」は“通り過ぎた問題”となった。ところが、肝心のアメリカではそうではない。水原一平など関係なく「スポーツ賭博」 続きを読む
何事も努力をしている者に対しては称えるべきだろう。そうみんな頑張ったのだ。だから穴を開けることが出来た。正確には「穴」というより「トンネル」と言った方が良い。長年の努力が、やっと実 続きを読む
福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日 続きを読む
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む
昔からアーティストやアスリートの中には“わがままな奴”というのが居る。特に世界的な人気を誇るアーティストには通常だったら許されないようなことを平気でする“厄介な奴”も少なくない。そ 続きを読む
繁華街において数年前から一気に増えてきているのがホストクラブだ。増えてきたということは、そこに通う女性たちの数も増えてきている証明と言える。そして、そのことが二つの状況を生み出して 続きを読む