昨日、二人の男が「窃盗」と「強盗」で逮捕された。その一人は函館でスーパーから「どら焼き1個」(108円)を盗んだ容疑だ。彼は店の人に掴まって、盗んだ“どら焼き”を路上に捨て「何のことか、わからない」と言っている。もう一人は徳島で深夜の路上で、徒歩で帰宅途中だった20代女性の手前に回り込んで、今穿いている下着を脱いで手渡すよう凄み「ショーツ1枚」(500円)を奪った容疑だ。彼は奪ったことは認めているが「凄んではいない」と言っている。実はこちらの方は徳島刑務所に勤務する刑務官の谷口天喜(30歳)である。勤務を終えて刑務所から帰宅途中で行った犯罪なのだ。この場合、面識のない女性に“凄んだ”から「強盗罪」で、凄まずに女性が脱いでくれたなら“強盗”とは言えなくなるのかもしれない。深夜の11時過ぎなのに、徒歩で帰宅していた女性もやや“不用心”と言えるが、勤務先(刑務所)からの帰り道でショーツ1枚を奪ったのは、これまた“不用心”過ぎる。しかも、この男は独身ではないので、よほどストレスが溜まっていたのか、或いは、これが「はじめての犯罪」ではなかったのか。徳島刑務所というのは、どちらかというと“重い犯罪”を犯した人達が入るところらしいので、それに初犯なので、勤務場所だったところに入ることは多分ないと思うが、ちょっと恥ずかしい。恥かしいと言えば「どら焼き1個」の方も、犯罪は犯罪だが「逮捕」というほどの犯罪なのだろうか…と思ってしまう部分はある。彼はよほど食べたくて、でも思い止まろうとして、悩んだ末の犯行だったに違いない。なぜなら、そうでもなければ、店の店員が“1個だけ盗む”のを目撃したりはしない。悩んだ末に行ったから、挙動不審で見つかりやすかったのだ。しかも不慣れなものだから、路上に捨てて「何のことだか、わからない」と開き直ったのだ。もっとも両方とも、今後を考えると「逮捕」が妥当なのかもしれないし「どうぞ、どうぞ」と手渡すわけにもいかない。警察犯罪では「ショーツ1枚」であっても、いくらであったかをハッキリとさせなければならない。路上で脱いだから、価格が上がる、ことはないのだ。
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