最近は誰もが“いろいろな国”の動画を観る。色々な国で、暮らしている人たちを観る。昔は、外国と言えば「どこの国」なのか、そこに暮らす人たちを観れば、すぐに判断できた。けれども最近はそうではない。色々な人たちが、そこに暮らしているからだ。「色々な人達」文字通り“色色な人たち”、つまり「白人」「黒人」「黄色人」「障害者たち」「異色の性人」などだ。もしかしたら、このように書くこと自体が“差別”とか“侮辱”とか“何ハラ”とか、言われそうである。ということで、オーストラリアでは現在、一つの問題が持ち上がっている。オーストラリア女子バスケットボール代表に選ばれたリズ・キャンベージ氏が、AOC(豪オリンピック委員会)のプロモーション写真は「人種的多様性を反映していない」として、それを理由として「オリンピックをボイコットする」と警告しているのだ。彼女は、このプロモーション写真を「ホワイト・ウオッシュ(白く塗りつぶされた)」であると言う。現地では、この表現には“問題を隠す”とか“ごまかす”とか“白人しかいないことにする”などと言った、もう一つの意味を持つらしい。実は彼女は、今回だけではなく、さまざまな機会に“この種の発言”を繰り返しているらしい。大柄で力強い顔立ちをしているリズ・キャンベージ氏はナイジェリア人の父を持ち、オーストラリア人の母を持ち、ロンドンで生まれている。最近は、こういった“その人の国”を見定め難い人たちが多くなってきた。近年は「日本人」でも“黄色い肌”ではない人達も多くなってきている。ただプロモーション写真というのは“わかりやすさ”も重要なポイントで、必ずしも“有色人”を加えなかったから、差別的であるとは決めつけられない。もちろん、或る程度は“平等に反映”させるべきであるが、女子バスケットボール豪代表コーチのトム・マーハー氏のように「さまざまな主張を、いちいち採り上げていたらきりがない」と切って捨てる反論もある。要するに“コロナの問題”がなくても、世界は今さまざまな問題を抱えていて、その“歪み”の中で、オリンピックは“妖しい雲行き”の中に突入しつつある。
オレンジの価格が高騰し、その結果「オレンジジュース」が相次いで販売休止に陥っているらしい。販売休止にしていないメーカーは、これまで410円で販売していた「オレンジジュース」を4月か 続きを読む
人はなぜ歴史を学ぶのかというと「いまを生きるための知恵」を過去の出来事から学び取るためだ。そういう意味で、ここ数年というのは、もっとも歴史から学ぶべき部分が多い時代に差し掛かってい 続きを読む
実は、この本を書いたのはそうとう前だ。なぜ、こういう本を書いたのだったかは、その時にはちゃんと理由があったのだが、いまとなっては想い出せない。とにかく、書いたのは6~7年も前であり 続きを読む
ときどき大胆な人事に驚くことがあるが、今回の人事は誰もが眼を剥く。何しろ22歳のアルバイト従業員が社長に抜擢されたのだ。最初は本人自身が“冗談”だと思ったそうだ。ココイチFC「スカ 続きを読む
多くの日本人にとって「水原一平」は既に“過去の人”であり「スポーツ賭博」は“通り過ぎた問題”となった。ところが、肝心のアメリカではそうではない。水原一平など関係なく「スポーツ賭博」 続きを読む
何事も努力をしている者に対しては称えるべきだろう。そうみんな頑張ったのだ。だから穴を開けることが出来た。正確には「穴」というより「トンネル」と言った方が良い。長年の努力が、やっと実 続きを読む
福島の税務署に勤務する20代の財務事務官の男が、育児休業中の期間を利用して自動車62台、携帯電話4台を転売し、2億円の“売り上げ”を上げていたとして公務員法違反で停職となったが即日 続きを読む
オーストリアを代表する画家の一人グスタフ・クリムトの「リーザ―嬢の肖像」がオークションにかけられ、約50億円で落札された。この作品は100年間の間“行方不明”となっていた作品で、死 続きを読む
民間団体による調査の結果、全国の約4割に当たる744の自治体が2050年までに消滅する可能性がある、ということを伝え驚きを集めている。この調査では20歳から39歳までの若年女性人口 続きを読む
昔からアーティストやアスリートの中には“わがままな奴”というのが居る。特に世界的な人気を誇るアーティストには通常だったら許されないようなことを平気でする“厄介な奴”も少なくない。そ 続きを読む